展示会は、限られた会期のなかで多くの見込み客と直接出会える貴重な場です。しかし、通路を歩く来場者の多くは一つのブースを数秒しか見ておらず、「せっかく出展したのに立ち止まってもらえなかった」という悩みは少なくありません。そこで有効なのが展示会動画です。
この記事では、展示会動画とは何か、どんな種類があり、目的別にどう選び、費用はどのくらいかかるのか、作り方や成功のコツ、参考になる事例まで、これから展示会での動画活用を検討する担当者に向けて、動画制作会社の視点で順を追って解説します。
1. 展示会動画とは?
展示会動画とは、展示会・見本市・イベントのブースで放映することを前提に制作される映像のことです。大型ビジョンやモニター、タブレット、プロジェクターなどで流し、来場者の目を引きつけ、商品・サービスの魅力を短時間で伝える目的で使われます。パンフレットや口頭説明では伝わりきらない情報を、動きと音(あるいは字幕)で数十秒に凝縮できるのが最大の特徴です。
展示会という場だからこその役割
展示会場は騒がしく、来場者は多くのブースを足早に見て回ります。一つひとつをじっくり読み込む時間はなく、パネルの文字量が多いほど素通りされやすくなります。動画は、視線を引きつける「アイキャッチ」と、要点を短時間で伝える「説明役」を同時に担えるため、この環境と相性が良いのです。スタッフが別の来場者を接客している間も、動画は休まず情報を発信し続けます。
パンフレット・常設サイネージとの違い
紙のパンフレットは持ち帰って後から読んでもらえる一方、その場で足を止めさせる力は弱いという特性があります。展示会動画は逆に、その場での訴求力に優れています。また、店頭や施設に据え置く常設のデジタルサイネージ動画とも異なり、展示会動画は「短期間のイベントで、その場の来場者に足を止めてもらい、商談やリード獲得につなげる」という目的に最適化されている点が特徴です。常設サイネージ全般の考え方はデジタルサイネージ動画の記事もあわせてご覧ください。
2. 展示会で動画が効果的な理由・メリット
展示会というシビアな環境で動画が力を発揮する理由は、大きく4つあります。「足を止める」「無音でも伝わる」「商談を効率化する」「会期後も使い回せる」という点で、静的なパネルや口頭説明を補完します。
通路を歩く来場者の「足を止める」
人の目は動くものに反応します。静止したパネルやポスターが並ぶなかで、動きのある映像は自然と視線を集め、通り過ぎようとする来場者の足を止めるきっかけになります。特に通路側に面したモニターでループ再生する動画は、遠くからでもブースの存在に気づいてもらう効果があります。
無音でも伝わり、混雑時でも情報が届く
展示会場はアナウンスや人の話し声で音声が聞き取りづらいため、多くの展示会動画は音声がなくても字幕とビジュアルだけで内容が伝わるよう設計されます。テロップや図解を活用すれば、スタッフが手いっぱいのときでも、動画が「もう一人の説明役」として来場者に要点を届け続けます。
説明の手間を減らし、商談を効率化する
商品の仕組みや導入事例など、口頭では時間のかかる説明を動画に任せることで、スタッフはより関心の高い来場者との対話に集中できます。動画で概要をつかんでもらってから会話に入るため、最初の説明を省略でき、商談の質とスピードが上がります。名刺交換の待ち時間に動画を見てもらう、といった使い方も有効です。
会期後も二次利用できる
展示会向けに作った動画は、自社サイト・営業資料・SNS・オンライン展示会・採用など、さまざまな場面に転用できます。一度の制作で複数の用途に活用できるため、展示会だけで使い切るより費用対効果が高まります。制作前に「会期後どこで使うか」まで想定しておくと、素材や尺の設計に無駄がなくなります。たとえば、展示会用の60秒動画を作る際に、同じ素材から縦型のSNS用ショートや、自社サイト掲載用の短縮版を一緒に作っておけば、追加コストを抑えつつ複数の販路で使い回せます。
3. 展示会動画の主な種類と活用シーン
ひとくちに展示会動画といっても、目的やブースの規模によって適した種類は異なります。代表的なのは「アイキャッチ・ループ」「商品・サービスデモ」「大型ビジョン・ブース装飾」「会社・商品紹介」「ダイジェスト・アフター」の5タイプです。まず自社の狙いに近いものを起点に考えると選びやすくなります。
来場者アイキャッチ・ループ動画
ブースの入口や通路側のモニターで繰り返し再生し、まず「足を止めてもらう」ことに特化した短尺動画です。20〜60秒程度でループさせ、キャッチコピーやブランドイメージを印象づけます。展示会動画をはじめて導入する場合の入口として最も取り入れやすく、費用も比較的抑えやすいタイプです。
商品・サービスデモ動画
実機を持ち込みにくい商品や、動作・仕組みを見せたいサービスを、映像でわかりやすく実演するタイプです。使用シーンやビフォーアフターを見せることで、来場者の理解と納得を一気に進めます。ソフトウェアや大型機械など「その場で動かせないもの」ほど、デモ動画の価値が高くなります。
ブース装飾・大型ビジョン動画
大型ビジョンやマルチディスプレイに映し、ブース全体の世界観を演出するタイプです。ブランディング色が強く、遠くからでも目立つため、大型ブースや新製品発表、周年イベントなどで効果を発揮します。細かい情報を詰め込まず、映像美と印象で引きつける設計が向いています。
会社・商品・サービス紹介動画
企業や商品の概要を数分でまとめ、来場者に全体像を伝えるタイプです。商談スペースやモニター前で流し、関心を持った来場者に理解を深めてもらう用途に向いています。展示会だけでなく、自社サイトや営業資料にそのまま転用しやすいのも利点です。
展示会ダイジェスト・アフター動画
会期中の様子を撮影し、後日SNSや自社サイトで公開するタイプです。来場できなかった見込み客へのフォロー、次回出展の告知、社内・株主向けの活動報告にも使えます。当日の熱気や来場者の反応を収めることで、次につながる余韻を残せます。
4. 展示会動画の参考事例と構成のヒント
ここでは、展示会でよく用いられる動画の構成パターンを、業種・タイプ別に紹介します。自社の出展目的や業種に近いものを見ると、どんな見せ方が来場者に効くのかイメージしやすくなります。実際の制作にあたっては、これらを組み合わせたり自社の狙いに合わせて調整したりします。フォーズンのこれまでの制作例は制作実績一覧でもご覧いただけます。
無音でもコンセプトが伝わるループ演出のブース装飾動画(製造・機械)
引用:ダイキン工業【公式】
大型ビジョンに映すことを前提に、製品の質感やブランドカラーを短いカットの連続で見せる構成です。ナレーションに頼らず、映像とテロップだけで世界観を伝え、遠くからでも「何のブースか」が伝わるよう設計します。ループの継ぎ目を自然につなぎ、何周見ても違和感のない仕上がりにするのがポイントです。
課題→実演→結果の流れで見せる商品デモ動画(IT・ソフトウェア)
引用:SmartHR
その場で操作を見せにくいソフトウェアを、画面収録とアニメーションで実演する構成です。「来場者が抱える課題」から入り、解決の様子、導入後の結果という順に見せると、機能の羅列よりも納得感が生まれます。字幕でポイントを補足し、無音でも理解できるようにします。
数十秒で目を引く縦型アイキャッチ・ループ動画(アパレル・小売)
引用:MUJI 無印良品
通路側の縦型モニター向けに、ブランドの世界観を伝える短尺動画です。情報を詰め込まず、ブランドの雰囲気と「立ち寄る理由」を数十秒で伝えることに集中します。横型で作った素材を縦型に再設計して転用する手法もよく用いられます。
実演が難しい大型設備をCG・図解で見せる紹介動画(インフラ)
引用:東京電力ホールディングス株式会社
会場に持ち込めない大型設備やプラントを、CGや図解で構造・仕組みを可視化する構成です。実物を見せられない商材ほど、映像で内部や稼働イメージを伝える価値が高まります。商談スペースで流し、担当者の説明を補う使い方に向いています。
来場者インタビューを交えた展示会ダイジェスト動画(美容・健康)
引用:ビューティーワールド ジャパン
会期中のブースの様子や登壇シーン、来場者の反応を短くまとめ、後日SNSや自社サイトで公開する構成です。当日の熱気を切り取ることで、来場できなかった見込み客へのフォローや、次回出展の告知に活用できます。社内・関係者向けの活動報告としても使えます。
複数商品を1本にまとめた回遊促進動画(食品・消費財)
引用:業務用食材の関東食糧公式チャンネル
ブース内の複数の商品を、テンポよく1本の動画で紹介する構成です。来場者にブース内を回遊してもらうきっかけをつくり、興味のある商品の前で足を止めてもらう狙いがあります。商品ごとにQRを添えれば、その場での情報提供やリード獲得にもつなげられます。
展示会後の営業・採用にも転用する会社紹介動画(人材・サービス)
引用:チャンスを。チャンネル(スタッフサービスグループ)
展示会での放映を主目的としつつ、会期後は営業提案や採用説明会でも使えるよう、汎用性を意識して設計する構成です。事業内容や強みをコンパクトにまとめ、展示会ではダイジェスト版、営業や採用では通常版を使い分けるといった運用も可能です。1本の動画を複数の場面で長く活用したい企業に向いた作り方です。
5. 目的別の選び方(認知・リード獲得・商談促進)
種類を理解したら、次は「出展の目的」と「ブースの規模」で選びます。認知拡大なら大型ビジョンやアイキャッチ、リード獲得ならデモ動画とQR誘導、商談促進なら紹介・デモ動画というように、目的から逆算するとタイプが絞り込めます。
認知・ブランディングを重視する場合
「まず自社を知ってもらいたい」「新製品を印象づけたい」なら、大型ビジョン動画やアイキャッチ・ループ動画が中心になります。情報量よりも、遠くからの視認性とブランドの世界観を優先します。文字は少なく、大きく、数秒で読めることが条件です。
リード獲得を重視する場合
名刺獲得や資料請求につなげたいなら、商品・サービスデモ動画で関心を高め、動画の最後にQRコードやアンケートへの導線を置く構成が効果的です。「動画を見た人が次に何をするか」を設計に組み込むことがポイントです。
商談・受注促進を重視する場合
その場で具体的な商談まで進めたいなら、商談スペースで流す紹介動画やデモ動画が向いています。スタッフの説明を動画が補い、来場者が理解したうえで会話に入れるため、踏み込んだ話をしやすくなります。ブース規模が小さい場合はタブレット1台でも成立します。
6. 展示会動画の費用相場と内訳
展示会動画の費用は、尺・撮影の有無・表現手法(実写/アニメーション/CG)・画面の規模によって幅があります。全体の相場はおおよそ10万〜150万円程度、制作期間は2週間〜3ヶ月程度が目安です。まずタイプ別の目安を押さえ、そのうえで内訳の考え方を理解すると、見積りを正しく比較できます。
タイプ別の費用の目安
- 来場者アイキャッチ・ループ動画:30〜50万円台〜
- 商品・サービスデモ動画:10〜80万円
- 会社・商品・サービス紹介動画:50〜100万円
- ブース装飾・大型ビジョン動画:〜150万円
- 展示会ダイジェスト・アフター動画:30〜50万円台
費用が決まる主な要素
展示会動画の費用は、主に「企画・構成費」「撮影費(撮影の有無・日数・機材)」「編集費(尺・テロップ・モーション・CGの量)」で決まります。撮影を伴わず、支給素材の編集やアニメーション中心で作る場合は費用を抑えやすく、実写撮影やCG表現、ナレーション収録を増やすほど上がります。大型ビジョン向けの高解像度・特殊比率の制作も費用に影響します。
それぞれの項目を具体的に見ると、企画・構成費は、出展目的のヒアリングや構成案・絵コンテの作成にかかる費用です。撮影費には、カメラマンや機材のほか、撮影日数やロケ地の手配が含まれます。編集費は、カット編集やテロップに加えて、モーショングラフィックス・3DCG・ナレーション収録・BGM選定などをどこまで盛り込むかで大きく変わります。「どの表現に費用をかけ、どこを簡素にするか」を目的に応じて取捨選択することが、予算内で効果を出す鍵になります。
費用を抑えるコツ
品質を落とさずコストを下げるには、いくつかの現実的な方法があります。撮影を1日に集約する、既存の写真・図版・ロゴを活用して撮影範囲を絞る、複数本を同時に発注して企画・撮影を共通化する、といった工夫です。各タイプの内訳を含む具体的なモデルケースは、動画制作の見積り例のページで、企画・撮影・編集などの項目ごとに公開しています。おおよその金額感をつかんだうえで、無料の概算見積りで自社の条件に合わせた金額を確認するのがおすすめです。
見積りを比較するときの注意点
複数社から見積りを取る場合は、金額の総額だけでなく「何が含まれているか」を必ず確認しましょう。展示会動画では、修正回数、ナレーションや音楽の使用料、当日の再生データの書き出し形式、大型ビジョン向けの特殊比率対応などが、会社によって見積りに含まれていたり別料金だったりします。安く見えても後から追加費用が積み上がることがあるため、内訳が明細で示され、追加費用が発生する条件を事前に説明してくれる会社を選ぶと安心です。尺・撮影日数・表現手法という3つの前提を各社に同じ条件で伝えると、比較しやすい見積りが揃います。
7. 展示会動画の作り方・制作ステップ
展示会動画は、通常の動画制作に加えて「会場で流す」ことを前提とした設計が必要です。
一般的な流れは、企画・ヒアリング→構成・絵コンテ→撮影・素材準備→編集→納品・当日運用の5ステップで、全体で2週間〜3ヶ月程度かかります。
①企画・ヒアリング
出展の目的(認知拡大/リード獲得/商談促進)、ターゲット来場者、ブースの規模やモニターの位置・台数を整理します。ここで動画の役割(足を止める用か、説明・商談用か)を決めることが最も重要です。役割が曖昧なまま作ると、どっちつかずで印象に残らない動画になりがちです。
②構成・絵コンテ
限られた秒数で伝える情報を絞り込みます。展示会動画では、冒頭3秒で興味を引く設計と、無音でも理解できる字幕設計を同時に考えます。伝えたいことを詰め込みすぎず、「一つのブースで一つのメッセージ」に絞ると伝わりやすくなります。
③撮影・素材準備
実写が必要な場合は撮影を行います。撮影なしで、既存の写真・図版・アニメーションで構成することも可能です。撮影する場合は、会期に間に合うよう早めにスケジュールを押さえておくと安心です。
④編集
テロップ、BGM、モーションを付けて仕上げます。展示会特有のポイントとして、ループ再生を前提とした尺(20〜60秒程度が扱いやすい)、モニターの画面比率(横型/縦型/大型ビジョン)、離れた位置からでも読める文字サイズを意識します。ループの「継ぎ目」が自然につながるよう編集することも大切です。
⑤納品・当日運用
再生機材やファイル形式を会場の設備に合わせて納品します。当日は自動ループ再生の設定、音量の調整、モニターの明るさなど、運用面の確認も欠かせません。データの持ち込み方法や再生トラブルへの備えも、事前に制作会社と共有しておくと安心です。具体的には、動画データはUSBメモリと予備の2系統で用意する、会場のモニターと同じ比率・解像度で事前に表示テストをしておく、再生が止まったときにすぐ復旧できるよう操作手順をスタッフ間で共有しておく、といった準備が当日の安心につながります。
8. 成果を高めるコツとよくある失敗
展示会動画で成果を出すには、「無音・冒頭3秒・ループ長・動線・次の行動」という5つのコツを押さえることが有効です。同時に、依頼側が陥りやすい失敗を知っておくと、作り直しや空振りを避けられます。
成果を高める5つのコツ
- 無音・字幕前提でつくる:
会場は騒がしく音声は届きにくいため、字幕とビジュアルだけで伝わる構成にします。
- 冒頭3秒にメッセージを集約:
通り過ぎる来場者の視線を捉えるため、最初の数秒で「何のブースか」を明示します。
- ループしやすい尺にする:
長すぎると来場者は最後まで見ません。20〜60秒程度で繰り返す構成が扱いやすいです。
- ブースの動線を意識する:
入口で足を止める用と、商談スペースで見せる用は役割が違います。設置位置に合わせて内容を分けると効果的です。
- 次の行動につなげる:
動画の最後にQRコードや「詳しくはスタッフへ」などの導線を入れ、リード獲得や会話のきっかけを作ります。
依頼側が陥りやすい失敗
よくあるのは、情報を詰め込みすぎて何も印象に残らないケースです。展示会は「読ませる場」ではなく「気づかせる場」なので、要素は絞るのが正解です。次に多いのが、音声ありきで作ってしまい、会場で内容が伝わらない失敗。字幕を前提にしていないと現地で機能しません。また、発注が会期直前になり、撮影や修正の時間が取れないケースも起こりがちです。目安として、撮影を伴う場合は会期の1〜2ヶ月前には制作を始めておくと余裕を持てます。
設置環境の確認漏れも、当日になって気づく失敗の典型です。モニターの画面比率(横型か縦型か)、音を出せる会場かどうか、再生機材やケーブルの規格、動画ファイルの持ち込み方法などは、出展規約や会場設備によって異なります。これらを事前に制作会社と共有しておかないと、せっかく作った動画が正しく再生できない、想定より小さく表示される、といった事態になりかねません。発注時点で「どのモニターに、どう映すか」を具体的に伝えておくことが、当日のトラブルを防ぐ最も確実な方法です。
9. 内製と外注の比較・制作会社の選び方
展示会動画は内製と外注のどちらでも作れますが、目的とリソースによって向き不向きがあります。短尺のシンプルなループ動画なら内製も選択肢になり、企画から見せ方まで作り込むなら外注が向いています。外注する場合は「展示会という場を理解しているか」を軸に選ぶと失敗しにくくなります。
内製が向くケース・外注が向くケース
社内に編集スキルと素材があり、短いループ動画で十分なら、内製でコストを抑えられます。一方、限られた尺で伝わる構成に落とし込む、無音設計や大型ビジョン対応が必要、当日運用まで含めて任せたい、という場合は外注が向いています。特に「何を作ればよいか決まっていない」段階なら、企画から相談できる会社に任せたほうが、出展目的に合った動画に仕上がります。
判断の目安として、次のように整理できます。内製が向くのは、予算が限られている、既存素材の組み合わせで作れる、社内に編集担当がいて次回以降も更新したい、というケースです。外注が向くのは、企画から見せ方まで作り込みたい、撮影やCG・ナレーションが必要、会期が近く社内リソースを割けない、初めての出展で勝手が分からない、というケースです。両方を組み合わせ、骨格となる動画は外注で作り、会期後の細かな更新は社内で行う、という進め方も現実的です。
制作会社を見極める3つの観点
- 展示会・イベント向けの実績があるか:
会場での見え方や運用を踏まえた提案ができるかの目安になります。
- 企画段階から相談できるか:
目的や課題を一緒に整理してくれる会社は、狙いに合った動画をつくりやすいです。
- 費用体系が明確か:
見積りの内訳が示され、追加費用の条件が事前にわかる会社を選びましょう。
費用の考え方は動画制作の費用相場の記事も参考になります。
10. まとめ
展示会動画は、騒がしく時間の限られた会場で、来場者の足を止め、商品・サービスの魅力を短時間で伝えるための有効な手段です。成功のポイントを整理すると、次のとおりです。
- まず「足を止める用」か「説明・商談用」かという役割を決め、目的に合った種類を選ぶ
- 無音字幕・冒頭3秒・ループ尺など、展示会特有の設計を押さえる
- 費用は内容で変わるため、内訳を理解し、撮影の集約や素材活用でコントロールする
- 撮影を伴う場合は会期の1〜2ヶ月前には制作を始める
展示会動画は、目的の設定と展示会特有の設計さえ押さえれば、限られた予算でも十分に成果を狙えます。具体的な費用感を確かめたい方は見積り例を、自社の展示会に合わせて相談したい方は展示会動画制作のページや無料の概算見積りもご活用ください。
11. 展示会動画に関するよくある質問
展示会動画の尺はどのくらいが適切ですか?
ブースの入口で足を止める用途なら、20〜60秒程度でループ再生できる尺が扱いやすいです。商談スペースでしっかり説明する用途では、数分の紹介動画が向いています。設置位置と目的によって最適な長さは変わります。
音が聞こえにくい会場でも伝わる動画にできますか?
できます。展示会動画は音声がなくても字幕とビジュアルだけで内容が伝わるよう設計するのが一般的です。テロップや図解を活用し、無音環境でもメッセージが届く構成にします。
撮影をせずに展示会動画を作ることはできますか?
可能です。既存の写真・図版・ロゴ・アニメーションを組み合わせて構成すれば、撮影なしでも展示会動画を制作できます。撮影費を抑えたい場合に有効な方法です。
展示会動画の制作費用と期間はどのくらいですか?
内容や尺、表現手法によりますが、費用はおおよそ10万〜150万円程度、制作期間は2週間〜3ヶ月程度が目安です。
展示会向けに作った動画を他の用途にも使えますか?
使えます。自社サイトへの掲載、営業資料への組み込み、SNSでの発信、オンライン展示会での放映など、幅広く二次利用できます。一度の制作で複数の場面に活用できるのは展示会動画のメリットです。


