学校紹介動画を作ろうとしたとき、「一般企業向けの動画制作会社に頼んでよいのか」「大学と専門学校で頼むべき会社は違うのか」と迷っていませんか。学校紹介動画は、受験生・保護者という特有のターゲットに向けて、学校の教育方針や雰囲気を正確かつ魅力的に伝える必要があり、企業のプロモーション動画とは異なる企画力が求められます。学校側は動画制作の窓口が先生や広報担当者一人というケースも多く、制作会社側にどれだけ進行をリードしてもらえるかも選び方の重要な観点になります。授業や行事のスケジュールと折り合いをつけながら撮影を進められるかどうかも、学校ならではの検討ポイントです。
本記事では、学校紹介動画に強い制作会社を、対応できる学校種別や強みが異なるタイプごとに紹介するとともに、選び方・費用相場・依頼の流れまで、動画制作会社の視点で解説します。学校紹介動画そのものの事例や作り方は「学校紹介動画の事例・作り方」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
学校紹介動画の制作会社の選び方
学校紹介動画の制作会社選びは、「どの学校種別で、何を一番伝えたいか」を先に整理し、その実績がある会社に絞ってから比較することが失敗を防ぐ近道です。小学校から大学・専門学校まで、学校種別によって受験生の年齢層も意思決定に関わる人(本人か保護者か)も異なるため、企画の勘所が変わります。
学校種別・目的から逆算して選ぶ
学校紹介動画は、学校種別や使う場面によって最適な構成が変わります。まずは動画で最も伝えたいことを一つ挙げてみましょう。
- 大学・専門学校の広報目的:オープンキャンパスや入試説明会での量産・多角的な発信に強い会社が向く
- 小中高校の紹介目的:学校生活の雰囲気や在校生の声を丁寧に引き出す会社が向く
- 初めて動画を導入する学校:学校側の準備負担を抑え、進行をリードしてくれる会社が向く
- 留学生・海外募集も見据える学校:多言語対応や翻訳実績のある会社が向く
複数の目的がある場合は、最も優先度の高い目的を1つ決めてから会社を選ぶと、企画の軸がぶれずに済みます。学校説明会の直前になって慌てて発注すると選択肢が狭まるため、シーズンの数ヶ月前から動き出すのが理想的です。
会社のタイプによって向き不向きがある
学校紹介動画を手がける会社は、成り立ちによって大きく次のタイプに分かれます。どのタイプが自校の目的に合うかを押さえると、候補選びが速くなります。
- 学校広報特化型:専門学校・大学の広報動画を数多く手がけ、量産のノウハウがある
- 中小規模校向け効率型:先生や担当者一人でも進めやすい、負担の少ない制作フローを持つ
- 企画・ストーリー型:学校の歴史や理念を物語として引き出し、広報施策まで見据える
- 編集特化・全国対応型:編集の専門性が高く、全国の支社で地方の学校にも対応する
- 低価格・マッチング型:撮影のみ・編集のみなど、部分的な依頼と料金の目安が明確
公式サイトの実績ページで、自校と近い学校種別(大学・専門学校・高校など)の事例がどれだけあるかを確認すると、得意分野の見分けがつきやすくなります。
制作実績の「見るべきポイント」
公式サイトの制作実績は、その会社の得意分野を見極める最良の材料です。本数の多さだけでなく、次の観点で中身を確認すると、自校に合うかどうかが判断できます。
- 学校紹介動画の事例があるか:企業のプロモーション動画が中心の会社もあるため用途を確認する
- 自校と近い学校種別の事例か:大学・専門学校・高校で受験生の意思決定プロセスが異なる
- 在校生インタビューが自然か:硬すぎず、リラックスした表情を引き出せているか
- 学校側の負担への配慮があるか:撮影日数や先生・生徒の拘束時間への配慮が見えるか
- 提供形態:本編だけでなく短尺版・縦型版など複数パターンでの納品に対応できるか
制作会社の種類ごとの詳しい特徴は「動画制作会社の選び方」でも解説しています。次章では、こうしたタイプの異なる制作会社を、それぞれの強みとどんな学校に向くかとあわせて紹介します。
学校紹介動画におすすめの制作会社
ここからは、学校紹介動画に強く、得意分野の異なる制作会社を紹介します。中小規模校向けの効率型、専門学校広報の量産力、学校の物語を引き出す企画力、編集の専門性、低予算のマッチングなど、それぞれ強みが違うため、自校の目的に近い会社を見つける参考にしてください。なお掲載にあたっては、学校紹介動画の実績があること、公式サイトで実績が確認できることを基準に選んでいます。
株式会社フォーズン

株式会社フォーズンの特徴
- 小学校・中学校・高校・大学・専門学校・スクールなど幅広い学校種別に対応
- 在校生・卒業生・先生へのインタビューで、学校生活のリアルな声を引き出す
- 最適なチーム編成で無駄な人件費をカットし、業界屈指の高品質と低価格を両立
株式会社フォーズンは、学校の特色や教育方針を整理したうえで企画から相談できる動画制作会社です。写真や文章だけでは伝わりにくい学校の空気感を、実写映像とインタビューで丁寧に描きます。特定の学校種別に絞らず、目的に応じた最適な構成を提案できるため、初めて学校紹介動画を依頼する教育機関にも向いています。
- 会社名:株式会社フォーズン
- URL:https://foursons.co.jp/
- 住所:東京都新宿区西新宿1-5-12 ニューセントラルビル9F
- 料金:
学校・キャンパス紹介動画:50〜150万円
在校生・卒業生インタビュー動画:30〜80万円
施設・設備紹介動画:30〜80万円
ココロ株式会社

ココロ株式会社の特徴
- 企画・撮影・編集をワンストップで対応し、学校側の準備負担を抑える制作フロー
- 幼稚園から大学まで、幅広い教育機関の紹介動画に対応
- スクール紹介動画や周年記念映像など、教育・習い事分野の実績が豊富
ココロ株式会社は、事前準備を丁寧に行うことで学校側の負担を最小限に抑える制作フローを強みとする会社です。先生や広報担当者が動画制作に慣れていない場合でも、進行をリードしてもらいやすいのが特徴です。初めて学校紹介動画を制作する、担当者の負担を抑えたい教育機関に向いています。
- 会社名:ココロ株式会社
- URL:https://www.cocolo-film.com/
- 住所:東京都新宿区新宿1-16-16 テェアーカテリーナ203
- 料金:小盛:39万円(撮影1日・約5分・基本的なカット編集)
並盛:60万円(ナレーション・BGM・SE込み)
大盛:100万円(アニメーション・MA・スタジオナレーション込み)
※税別
株式会社エヌフォース

株式会社エヌフォースの特徴
- 「教育の物語」を引き出す企画力と、記憶に残る映像美で学校の魅力を表現
- 企画・撮影・編集・納品までワンストップで、制作後の広報戦略まで支援
- 2016年設立。動画制作に加え、SNS運用やキャスティングなどにも対応
株式会社エヌフォースは、学校の歴史や教育理念を「物語」として引き出す企画力を強みとする映像制作会社です。制作だけでなくその後の広報施策まで見据えたトータルサポートを掲げており、動画を活用した広報全体を相談したい学校に向いています。
- 会社名:株式会社エヌフォース
- URL:https://nfors.co.jp/
- 住所:東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8F
- 料金:〜10万円/〜29万円/〜49万円/〜99万円/〜299万円/300万円〜の6段階(修正費用込み)
株式会社ファーストトーン

株式会社ファーストトーンの特徴
- 学校プロモーション動画を年間700本手がける量産実績
- 大阪・東京の2拠点体制で、動画・Web・グラフィックを一気通貫で提供
- 採用プロモーション動画も年間700本手がけ、広報全般のノウハウが豊富
株式会社ファーストトーンは、専門学校・大学の広報動画を数多く手がけてきた量産型の制作会社です。年間700本という制作本数の多さは、学科・コースごとに動画を分けたい大規模校や、複数キャンパスを持つ学校法人との相性が良いことを示しています。オープンキャンパスや学科紹介など、複数本の動画をまとめて制作したい学校に向いています。
- 会社名:株式会社ファーストトーン
- URL:https://www.first-tone.net/
- 住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-9-8 茄子倉ビル3F(大阪府大阪市中央区に本社)
- 料金:要問い合わせ
株式会社LUVAS

株式会社LUVASの特徴
- 全員が動画編集を得意とする技術スタッフで構成
- 教育・メーカー・医療など100社以上、1,000本以上の制作実績
- 京都教育大学、筑紫女学園、青山学院大学などの学校紹介動画の事例
株式会社LUVASは、動画編集に特化した技術スタッフによる映像制作を強みとする会社です。学校紹介では、インフォグラフィック動画や部活紹介、教員インタビューなど、目的に合わせた表現手法を提案しています。全国10支社の体制で、地方の学校も相談しやすい点が特徴です。
- 会社名:株式会社LUVAS
- URL:https://www.luvas.red/
- 住所:東京都渋谷区神泉町10-15 アネックス神泉301
- 料金:スタンダードプラン:10万円〜
アニメーションプラン:10万円〜
WEB番組プラン:20万円〜
※WEB番組制作の料金。原則お見積り
むびる(株式会社ウェルビーイングス)

むびる(株式会社ウェルビーイングス)の特徴
- 動画クリエイターとのマッチングで、撮影のみ・編集のみの依頼にも対応
- 生徒・保護者のインタビューや学校説明会向けの映像に対応
- 料金の目安を4段階で公開し、3万円から依頼できる
むびるは、株式会社ウェルビーイングスが運営する動画クリエイターのマッチングサービスです。撮影だけ、編集だけといった部分的な依頼ができ、料金の目安も公開されているため、予算を抑えて学校説明会向けの映像を作りたい学校に向いています。企画段階からの相談にも対応しています。
- 会社名:むびる(株式会社ウェルビーイングス)
- URL:https://movieru.jp/
- 住所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー8F
- 料金:編集のみ:3〜5万円
撮影含む:5〜10万円
企画から編集まで:10〜30万円
カスタム対応:30万円〜
株式会社エレファントストーン

株式会社エレファントストーンの特徴
- 学校の雰囲気や校内の空気感を、音声や動きで伝える学校紹介動画
- 15秒以内の動画を3万円から制作できる「ヒトテマ」サービス
- 日本大学校友会、東海大学付属福岡高等学校などの制作実績
株式会社エレファントストーンは、学校の雰囲気を鮮明に伝える映像づくりを得意とする制作会社です。15秒以内で3万円からの短尺サービスがあり、予算に応じた幅広いプランも相談できます。大学関連や付属校の広報など、短尺から始めたい学校に向いています。
- 会社名:株式会社エレファントストーン
- URL:https://service.elephantstone.net/
- 住所:東京都渋谷区猿楽町2-1 アベニューサイド代官山Ⅲ 4F・5F
- 料金:15秒以内(「ヒトテマ」):3万円〜
その他のプラン:要問い合わせ
学校種別・目的別の使い分け早見
どの会社から検討すべきか迷ったときは、次の整理で自校の目的に近いものから問い合わせてみてください。
- コストと品質のバランス重視:株式会社フォーズン
- 初めての動画制作で担当者の負担を抑えたい:ココロ株式会社
- 学校の歴史や理念を物語として伝えたい:株式会社エヌフォース
- 専門学校・大学の広報動画を複数本まとめて作りたい:株式会社ファーストトーン
- 編集の品質と表現の幅を重視したい:株式会社LUVAS
- 予算を抑えて撮影・編集だけを依頼したい:むびる(株式会社ウェルビーイングス)
- 短尺で低予算から相談したい:株式会社エレファントストーン
学校紹介動画の費用相場
学校紹介動画の費用は、1本あたり30万〜150万円程度が中心で、撮影日数・紹介する施設や学科の数・インタビュー人数によって変わります。用途別の一般的な目安は次の通りです。
- 在校生・卒業生インタビュー動画:30〜80万円
- 施設・設備紹介動画:30〜80万円
- 学校・キャンパス紹介動画:50〜150万円
- 入試・オープンキャンパス向け動画:50〜150万円
- 学科・コース紹介動画:50〜150万円
同じ「学校紹介動画」でも価格の幅が大きいのは、紹介する範囲の広さと撮影日数が金額を左右するためです。1つの施設を1日で撮る動画と、複数キャンパス・複数学科を横断して撮影する動画とでは、必要な撮影日数も調整の手間も大きく異なります。まずは「どこまでの範囲を1本に収めるか」を決めることが、適正な予算設定の第一歩です。
費用の内訳や項目別の目安は「動画制作の相場・料金の目安」と「動画制作の見積もりの見方」で、実際の配分例は「動画制作の見積り例」で確認できます。
費用が変動する主な要因
学校紹介動画の見積もりで金額に差が出やすいのは、撮影範囲・インタビュー人数・撮影日数の3点です。次のような条件があると、金額が上がりやすくなります。
- 複数キャンパス・複数施設の撮影:移動を伴う分、撮影日数と調整の手間が増える
- インタビュー人数が多い:在校生・卒業生・先生など人数分の撮影・編集の手間がかかる
- ドローン撮影の追加:キャンパス全景など空撮を加えると別途費用が発生する
- 多言語版の制作:翻訳・字幕・吹き替えの工程が加わる
- ナレーションや音楽の作り込み:プロのナレーター起用やオリジナル楽曲を使う場合に加算される
逆に言えば、紹介する範囲を1施設・1学科に絞るほど費用は抑えやすくなります。
費用を抑えるコツ
同じ会社に頼む場合でも、依頼の仕方によって費用は変わります。予算が限られている場合は、その旨を最初に伝えて優先順位を相談すると、削れる部分と残すべき部分をプロの視点で整理してもらえます。品質を落とさずに抑えるなら、次の工夫が有効です。
- 撮影日を1日にまとめる:施設やインタビュー対象を整理し、撮影を1日に集約する
- 在校生・先生の手配を学校側で行う:キャスティング費が不要になり、リアリティも増す
- 既存の写真・資料映像を活用する:撮影しきれない部分を補い、撮影日数を減らせる
- 納品尺を短くする:説明会用の短尺版に絞ると編集の工数を抑えやすい
- 複数学科・複数施設をまとめて依頼する:同じ撮影日程に組み込むことで1本あたりの単価を抑えやすい
学校紹介動画を依頼する流れ
依頼から納品までは、一般的に次の流れで進みます。全体像を知っておくと、どの段階で何を準備すればよいかが分かり、制作会社とのやり取りがスムーズになります。事前に伝えたい魅力・紹介したい施設や学科・使用したい時期の3点を整理しておくと、見積もりの精度が上がり、初回の相談から具体的な提案を引き出せます。
- 問い合わせ:学校種別・予算感・希望納期など基本情報を伝える
- ヒアリング:担当者と打ち合わせ、伝えたい魅力や紹介したい施設・学科をすり合わせる
- 概算見積もり・比較:複数社の概算を同条件で比較し、依頼先を絞り込む
- 企画・構成:撮影スケジュールや構成案など制作内容を具体化する
- 正式見積もり・契約:制作範囲が確定した金額で契約する
- 撮影・編集・納品:撮影と編集、修正を経て納品される
撮影当日は、先生や在校生の授業・部活動のスケジュールに合わせた柔軟な進行が必要になります。撮影時間を短時間ずつ複数コマに分けて対応してもらえるかどうかも、学校ならではの確認ポイントです。
撮影日は、授業や行事のスケジュールと重ならないよう早めに調整しておくことが重要です。在校生や先生の出演には保護者や本人への説明・同意が必要になる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで進めましょう。学校紹介動画は、企画から納品まで全体で1〜3ヶ月程度が目安です。オープンキャンパスや入試説明会など使用日が決まっている場合は、そこから逆算して早めに動き始めましょう。概算と正式見積もりの違いや依頼前の準備は「動画制作の見積もりの見方|依頼の流れと確認すべきポイント」で詳しく解説しています。
学校紹介動画は外注すべき?内製との違い
教職員が校内でスマホ撮影する学校も増えていますが、結論としては用途と求める品質で使い分けるのが現実的です。判断に迷うときは、その動画が「誰に見られ、志望校選びにどれだけ影響するか」で考えると整理しやすくなります。入試ページのトップに掲載する動画のように、多くの受験生・保護者が目にする動画は品質の差が出願行動に直結するため外注の価値が高く、日常のSNS投稿や行事の記録であれば内製でも十分なケースが多くあります。
- 外注が向く:入試ページやオープンキャンパスで使うメインの学校紹介動画。企画・撮影・編集の質が受験生の印象を左右する
- 内製が向く:日常の行事記録やSNS投稿など、更新頻度が高い短尺の内容
- ハイブリッド:軸になる学校紹介動画は外注し、日常のSNS発信は教職員や広報担当が内製する
毎年入試シーズンに合わせて動画を更新する学校であれば、同じ制作会社と継続的に組むことで、学校の雰囲気や過去の企画意図を理解した状態で毎回の制作を進められます。
外注する最大のメリットは、受験生・保護者に伝わる企画力と、学校の空気感を引き出す撮影・編集力です。学校の魅力を第三者の視点で整理し、写真や文章だけでは伝わりにくい雰囲気を映像として仕上げるには、専門的なノウハウが必要です。担当の先生や職員は本来の校務に集中しながら、質の高い学校紹介動画を用意できる点も見逃せません。
学校紹介動画の制作でよくある失敗と回避策
学校紹介動画の外注でよくある失敗は、いずれも依頼前の確認不足や目的の曖昧さが原因です。動画は完成してから撮り直すと在校生や教職員の協力を再度得る必要があり、時間もコストも大きくかかるため、着手前にすり合わせておくことが何よりの予防策になります。
- 紹介したい情報を詰め込みすぎて散漫になる:伝えたい魅力を絞り込み、優先順位をつけて構成する
- 在校生が緊張して硬くなる:本題前のアイスブレイクや、事前の質問共有を依頼する
- 撮影が授業や行事の妨げになる:撮影スケジュールを早めに学校側と調整する
- 追加費用の発生:修正回数の上限と、超過時・仕様変更時の料金を契約前に確認する
- 作って終わりで活用されない:入試ページ・オープンキャンパス・SNSなどどこでどう使うかまで設計する
- 出演者の肖像権・同意確認の漏れ:在校生や保護者への説明・同意取得のタイミングを事前に決めておく
これらの失敗の多くは、依頼前に伝えたい情報と撮影スケジュールをすり合わせることで防げるものです。撮影対象となる在校生や教職員への事前説明も、当日の進行を円滑にします。
相見積もりで確認したいこと
候補を数校に絞ったら、各社に同じ条件を伝えて相見積もりを取るのが鉄則です。条件がバラバラだと、価格差が「企業努力」なのか「作業範囲の違い」なのか判断できません。
- 同じ条件で依頼する:学校種別・尺・紹介範囲・インタビュー人数・納期を揃えて伝える
- 内訳で比べる:総額ではなく、含まれる作業範囲・修正回数で見る
- 極端に安い見積もりは理由を確認する:企画や修正が含まれていないケースが多い
- 提案の質を見る:「この学校ならこの見せ方が効果的」と返せる会社は信頼できる
発注前チェックリスト
依頼先を決めたら、契約前に次の項目を最終確認しておくと、制作を安心してスタートできます。
- 学校紹介動画の目的と、達成したいゴールを制作会社と共有できているか
- 見積もりの内訳(企画・撮影・編集・諸経費)と作業範囲を理解できているか
- 修正回数の上限と、超過時の料金を確認したか
- 完成動画の著作権・二次利用の範囲(学校サイト・SNS・説明会など)を確認したか
- 在校生・教職員の出演同意や撮影許可など、学校側のタスクと期日を把握しているか
- 納品形式(解像度・データ形式・縦型/横型)を確認したか
- 次年度以降も継続的に依頼する可能性がある場合、更新時の費用感を確認したか
まとめ
学校紹介動画の制作会社選びは、「どの学校種別で、何を一番伝えたいか」を決め、その実績がある会社に絞り、同条件の相見積もりで比較することで、多くの候補に迷わず自校に合う一社を選べます。価格の安さだけで選ばず、学校の魅力を的確に伝えられるかどうかで判断するのが失敗しないコツです。最後に、本記事のポイントを整理します。
- 制作会社は学校広報特化型・中小規模校向け効率型・企画ストーリー型・編集特化型・低価格マッチング型などタイプが分かれる。目的に合うタイプから絞る
- 費用相場は1本30万〜150万円程度が中心。総額ではなく「何が含まれるか」で比較する
- 相見積もりは同じ条件で複数社。学校紹介動画の実績を見て、提案の質で見極める
- 写真や文章では伝わりにくい学校の空気感と在校生のリアルな声が、良質な学校紹介動画の鍵になる
- 作って終わりにせず、入試ページ・オープンキャンパス・SNSなど使う場所まで設計すると効果が高まる
学校紹介動画は、学校種別や目的に合った制作会社と組めれば、受験生・保護者の理解を後押しし、複数年にわたって使える広報資産になります。少子化により学校選びの競争が続くなかで、動画による情報発信の重要性は今後さらに高まっていくと考えられます。焦って決めず、まずは数社の実績と提案を見比べ、自校の魅力を一番よく理解してくれる会社を選んでください。
フォーズンも、企画から納品までワンストップで学校紹介動画に対応しています。用途別の「動画制作の見積り例」を公開していますので、費用感の把握や相見積もりの比較にご活用ください。「まずは概算だけ知りたい」「相見積もりの1社として検討したい」という段階でも構いません。ご相談は1分でできる概算見積りフォームから承ります。1営業日以内にご返信します。
学校紹介動画の制作会社選びに関するよくある質問
学校紹介動画の費用相場はどのくらいですか?
1本あたり30万〜150万円程度が中心です。在校生・卒業生インタビュー動画や施設紹介動画で30〜80万円、学校・キャンパス紹介動画や入試・オープンキャンパス向け動画で50〜150万円が目安です。撮影範囲やインタビュー人数、撮影日数によって変わるため、条件を固めてから見積もりを取ると正確な金額が分かります。
制作会社は何社くらいで相見積もりを取るのがよいですか?
3社程度が効率的です。多すぎると比較もやり取りも煩雑になり、判断がぶれやすくなります。事前に学校紹介動画の実績と得意な学校種別を見て本命候補を絞り、全社に同じ条件(学校種別・尺・紹介範囲・インタビュー人数・納期・予算感)を伝えることで、提案力とコストパフォーマンスを正しく比較できます。
在校生や先生が撮影に慣れておらず緊張してしまう場合はどうすればいいですか?
撮影前に質問リストを共有し、話す内容を考えておいてもらうことが効果的です。本番ではカメラを直視せず、インタビュアーと対話する形式をとることで、自然な表情や言葉を引き出しやすくなります。編集で不要な間や言い直しをカットできるため、完璧に話そうとしすぎないことも大切です。
学校紹介動画に強い制作会社は、一般の動画制作会社と何が違うのですか?
学校紹介に強い会社は、映像技術に加えて受験生・保護者の意思決定プロセスへの理解が違います。学校種別によって重視されるポイント(教育方針、進路実績、学校生活の雰囲気など)を踏まえて企画するため、単に見栄えのよい動画ではなく「出願行動につながる動画」を設計できます。公式サイトの実績で、自校と近い学校種別の事例数を見ると判断しやすくなります。
学校紹介動画はどんな場面で活用できますか?
学校サイトや入試ページ、オープンキャンパス、学校説明会、SNS、YouTubeなど幅広く活用できます。1回の撮影素材をもとに、本編動画・説明会用の短尺版・縦型動画など複数パターンを作っておくと、活用シーンごとに使い分けができ効果的です。
学校紹介動画に強い制作会社はどう探せばよいですか?
まずは「学校紹介動画 制作会社」などで検索し、各社の公式サイトで学校紹介動画の実績を確認するのが基本です。自校と近い学校種別(大学・専門学校・高校など)の事例があるか、在校生インタビューの表情が自然かを見ると、得意分野が判断できます。学校側の準備負担にどこまで配慮してくれるかも、進めやすさを左右する目安になります。過去に同じ学校種別を担当した経験があるかを問い合わせ時に確認すると、より精度の高い提案を引き出しやすくなります。


