動画制作・映像制作の専門用語集

「し」から始まる動画制作の用語

シークエンス / シーケンス

シーンを繋いで作られた物語における一つのまとまりのことを指す。
編集に限っては、動画や音声などの素材が並んだデータのことを指す場合もある。

シーン

基本的には複数のカットを繋いだ物語上の1場面を指し、物語が成立する最小のまとまりのこと。
1カットで1シーンの演出が用いられる場合もある。

地明かり

撮影用のライティングを行わない、備え付けの照明だけの明かりのこと。 舞台用語では、舞台全体を均等に照らす照明のことを指す。

仕上げ

一般的に、オフライン編集後に行うMAやカラーグレーディングなどのオンライン編集のことを指す。

直引き(じかびき)

事務所を通さずに直接出演料の交渉を行ったり、直接お金を渡すこと。 直営業と同義。

色相

赤、青、緑のような色味の違いのこと。 色相を円上に配置したものを色相環と呼ぶ。

指向性

音などの強さが方向によって異なること。
マイクやスピーカーの特性を表す際に用いられ、単一指向性であれば一方向に強く反応し、無指向性であれば360度に反応する。

仕込み

撮影現場の立て込みや照明などのセッティングといった、本番前の準備のこと。

鎮(しず)

スタジオにおけるバトン昇降機のカウンターウエイト。
分銅(ふんどう)とも呼ばれ、セットや物品を固定する際の重りとしても使われる。

シズル

食材や料理を扱う撮影の際に用いられる、みずみずしさや新鮮さを強調した演出のこと。
撮影だけでなく、照明や盛り付けなどのテクニックも必要となる。

シチュエーション

登場人物が物語の中で面している状況、境遇、局面のこと。

視聴率

テレビ番組やCMが放送されていたリアルタイムの時間で、どのくらいの世帯・人々に見られたかを表す指標。
視聴者層によって個人視聴率や世帯視聴率、コア視聴率などに細分化される。

実景

出演者が登場しない風景や建物などのカット。 天候次第では本番撮影日と別日での撮影となることもある。

実写動画

カメラで撮影した映像・画像素材で作られる動画のこと。 対義的な意味の言葉として、「アニメーション動画」がある。

シナリオ

芝居の動作やセリフ、舞台の説明などが書かれたテキスト。脚本と同意義で使われる。
小説では物語のあらすじに焦点が当てられるのに対して、脚本では登場する人の言動やその空間に焦点が当てられる。

シナリオハンティング / シナハン

脚本や物語を書くための取材。 設定となる場所の下見や、登場人物の職業や趣味などの取材など多岐にわたる。

シネマコンプレックス / シネコン

同一の施設に複数のスクリーンがある映画館のこと。
複合映画館やマルチプレックスシアターとも呼ばれ、同日に複数の映画が上映される。

シネマスコープ / シネスコ

アスペクト比(画面比率)が、2.35:1 (1920×816)もしくは、2.39:1 (1920×800)となる映像のこと。 以前はアナモフィックレンズを使って撮影されていたが、現在ではFHDで撮影した映像にクロミを加えて、擬似的にシネスコに見せることも多い。

シノプシス

物語の大筋のこと。 「あらすじ」という表現は、導入部分の描写が中心となるが、シノプシスでは導入部だけでなく、最後のオチまで含めることが一般的である。

絞り

レンズ内にある円弧状に並んだ数枚の絞り羽根からなる機構のことで、絞りを開くと光が多く取り込まれて明るい映像を撮ることができ、絞りを絞ると取り込まれる光の量が少なくなって暗い映像になる。 また絞りを開くと被写界深度の浅いボケた映像になり、絞りを絞ると被写界深度の深い焦点のあった映像になる。

自前

全部の費用を自分で負担すること。 自前衣装であれば自分で衣裳を用意することを指す。

字幕

一般的には、出演者の会話内容をそのまま画面に表示する文字情報のことを指す。
場合によって、画面に表示される文字情報全般のことを指す場合も。

下手(しもて)

カメラの視点や観客席から見て左側を指す。 対義語は「上手(かみて)」と呼ばれる。

①映像の時間の長さのこと
②尺貫法で表される単位のこと。舞台業界などでは今でも用いられている

尺合わせ

決められた時間に合わせること。

シャッター

①カメラにおける、フィルムや撮像素子への露光時間を制御する開閉装置。このスピードを調整することで映像の明るさを調整することもできるが、映像の見え方(滑らかさ)も変わってくる
②カメラ前を塞ぐ演出のこと

車両

撮影の際、スタッフや出演車が移動するためのロケ車両のこと。 またその車の運転手を指す場合もある。

ジャンプカット

編集において、同じ構図で撮影された映像の間の一部分ををカットすること。
時間経過を表現する場合には有効であるが、使い方を間違えると違和感のある映像になる。

シャレード

セリフやナレーションなどに頼らず、動作や小道具などを使って表現する技術。
言葉ではなく映像で見せることで、記憶や感情に残りやすくなる映像コンテンツ独自の表現。

シュート

撮影のこと。

収差

レンズを通った光が1点に集まらないことで起きる歪みやボケなどのこと。 球面収差・色収差・非点収差・歪曲収差などがある。

主調整室

制作した番組やキー局などから送られた番組を集めて、放送するスタジオ。 マスターコントロールルームとも。

順光

被写体に対してカメラ側から当たる光のこと。
被写体に直接光が当たるため、色や形をはっきりと正確に描写することができる。対義語は「逆光」。

順撮り

完成シーンの順番通りに撮影していくこと。 出演者やスタッフが把握しやすいのは順撮りだが、現場や撮影スケジュールの都合などで完成シーンとは異なる順番で撮影しなければならないことも多い。

準備稿

決定稿に仕上がる前のシナリオ。 場合によって、初稿や初稿の前段階のことを指す場合もある。

状況音

撮影現場において、出演者やスタッフ以外が立てた音。 工事現場の騒音や飛行機、車の排気音など。

定式幕(じょうしきまく)

三色に染めた布を縦に縫い合わせて作った引幕。 主に歌舞伎の舞台などで使われる。

肖像権

無断で撮影されたり、それを公表されないための権利。 撮影を行う際は撮影許可の確認が必要であり、不特定多数の人が映り込む場所で撮影を行う際は個人を特定できないよう配慮する必要がある。

商品撮り / 商品カット

商品を撮影すること。 また、その商品を撮影したカットのこと。

焦点距離

フォーカスを合わせた際のレンズから撮像素子までの距離。
mm(ミリ)の単位で表され、焦点距離が短いと広い範囲が映り、焦点距離が長いと遠くのものが大きく映る。

焦点深度

ピントが合って見える範囲における、撮像素子側の結像範囲のこと。 被写界深度とは異なる。

照度計

ある空間の明るさ・光量を測定するための機器。 ルクスメーターとも。

助監督

監督の補佐をする役職。 現場の進行やスケジュールの管理、小道具やエキストラの管理など幅広い仕事を行う。

初号試写

参加したスタッフや関係者が、完成した映像を初めて観る試写会のこと。

ショックマウント

マイクを取り付ける台座。 マイクに伝わる振動が原因となる雑音をカットする役割を持つ。

書体

共通のコンセプトで作られた文字デザインのこと。 日本語では、明朝体とゴシック体の2つに大きく分けられる。

ショット

映像を構成する単位。カメラを回し始めてから止まるまでに撮影された映像のこと。
主に撮影的観点で表現する際に用いられる。場合によって、構図やアングルを指す場合もある。

序破急

構成パターンの1つで、序・破・急から成る三部構成のこと。
「序」は物事の始まり、「破」は物語の大きな変化、「急」は変化によって生まれた結末を表す。

終わりのこと。 尻ボールドなら、カチンコを打つ際、撮影の後にカチンコを打つこと。

シルエット

逆光で撮影されるテクニック。 背景に露出を合わせることで、被写体が暗くなり、輪郭のみが浮かび上がる。

①ホワイトバランス ②完成した動画でテロップが入っていない状態のもの。

白飛び

撮影した際、適正露出を超えた明部の階調が消え、写真やデータ上で白くなる現象。
一般的に編集では復元することが難しいため撮影時の対策が必要である。

シンク

同期のこと。 リップシンクであれば、口の動きに映像が合っていること。

ジングル

場面の切り替わりを分かりやすく伝えるための短い音楽。

ジンバル

手持ち撮影をする際に発生する手ブレを抑制する機器。 動きのあるシーンで滑らかな映像を撮影したい場面で用いられる。

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